右も左も。
09年3月14日(土)開設。とりあえず、精進するために精進します。
パースはむずいね。(視点の位置と角度)

ちびちび描いてますよ。ご無沙汰気味ですが。
で、ある程度描いてて大変な失敗に気が付いた。本棚と本が角度的に消失点と一致しない、つまりパースがおかしいのですよ!(先生の右足、靴の位置に注意!)
「んなもんちゃっちゃと描き直せばいいじゃんよ」と世間は言うだろうが、私は何が嫌いといってお絵描きソフトで直線を描く事ほど嫌いな事は無いのですよ。
「味わい深い線がいい」と思ってフリーハンドで描いても中々上手く描けないし、かといってSAIお得意の「直線ツール」だと均一で正確すぎてきれいすぎて無機質で味気ない。
紙に定規(1円玉やマッチ棒を貼り付けてる人、はい挙手!)とペンを使って墨汁(私は開明のドローイングゾルKが好みです)で直線を描くみたいに、微妙な強弱が出ないのですよSAIの「直線ツール」では。
本棚と百科事典はさすがにフリーハンドではしんどいので楽させてもらったけど、左側奥の本はフリーハンドです。資料漁りとデザインの段階で結構時間食ってます(手前の和本を見てピンと来た人、あなたもコアな人ですなぁ。友達になりましょう^^「死霊漁り」なんちてwこの先生は何を教えている先生だろう・・・)。
まためんどうな作業を繰り返すのか・・・。

遠近法を強調した図。よくあるパースの図です。
でも落ち着かないね。そもそもこの先生は一体どこにいるんだろう・・・?

せいぜいこれくらいの(ゆるい)「パース」が適当か。背後に壁があると安心です。ゴル丸13でなくとも(笑
過去絵を発掘しました。(昔は健康的な女性が好きでした・・・。)
掃除してたら大昔の絵が発掘されますた。21世紀初頭に描かれたものかと思います(笑
当時まだPC持ってなかったから、これはケント紙とシャーペンで描かれています。
これをトレス台に置き、上にもう一枚紙を置いてトレスするはずでした。つまり、文字通りの「下描き」です。直後に初代PCを購入してそのままお蔵入りしたような憶えがあります。
これ、ウチのHPのトップ絵の女の子です。
http://hillmama.web.fc2.com/
(ウチの場合、トップとはアクセスして最初にたどり着くindexページではなく、enterクリックして最初のページを指す。ブログと同じフレーム構成だからそうなります)
名前は確か「ふー」ちゃんとか言ったかな。「風」と書いて「ふー」と読む。英語だとsylphy辺りですな。女性パイロットらしい名前にしてみました。
・・・昔はこういう健康的な女の子を描いていたんだねぇ。
ダイエットという事で最近身を入れて運動するようになったら身体が健康になったせいか、二十代後半の歳の女教師をスク水姿にしてみたりするようになりましたが(これはこれで不健康か?)、元より「肉感的である一方で健康的な女性」が好きだったんですな。
↓念頭にはこういうイメージもありました。
このPVでは意外にも弾けまくっていますが、こういう印象は珍しい女性です。
↓どちらかというとこんな感じのイメージが強いか。
・・・ケイト・ブッシュに影響を受けた女性は多いが(最近だと鳥居みゆきとか。「演技」に影響が)、私の女性観を最初に方向付けたのもこの人です(ひ、ひーっ!)。
これらの楽曲が発表された当時、心の病気の病院に入院していた、という噂が流れていました。(一説によると「グルジェフ学校」のワークショップに通っていた、とも)
(音楽の英才教育もさりながら、リンゼイ・ケンプにみっちりパントマイムの技も仕込まれています。そのせいかこの人のライヴはどことなくイッセー緒形に近い匂いがします。「舞台」と言ってしまいそうなほど演技と踊りが凄い。踊りながらキチンと歌うのは非常に体力を必要とするが、この人は身体からできています。別にPerfumeの悪口は言わないけどw)
↓政治的メッセージ色の濃い楽曲もあります。お父さん役はドナルド・サザーランド。キーファーのお父さんです。
↓でもやっぱこのイメージが一番強いかな?
さんま師匠の番組のOPで有名な楽曲ですね。
『嵐が丘』。つまり、死んだ女が墓の中から恋しい男の名を呼び続ける歌です。
・・・やっぱ病んでるのかな、オレの女性観は(笑
背景と人物。(背景にはいつも悩まされますな)
ただのキャラ絵ならあれで完成でもいいんだけど、やはり絵としては一捻りあった方が見栄えするじゃないですか。完成度としてもね。ただのキャラ絵ならその辺にいくらでも転がってるし。
しかし人物を描き込むだけで息切れしてしまう、または「背景」が思い浮かばない、という人は多いんじゃないだろうか。
何で背景のアイディアが思い浮かばないか、何か理由があるだろう、と考えてみたのですよ。
写真の用語に「被写界深度」というものがある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A2%AB%E5%86%99%E7%95%8C%E6%B7%B1%E5%BA%A6
ピントが合っている部分が広い写真を「被写界深度が深い写真」といい、ある対象のみにピントが合っておりその周辺の部分がぼやけて見える写真を「被写界深度が浅い写真」というそうな。
人間の肉眼つまり眼球とカメラのレンズの優劣というのは素人の私にはよくわからないのだけど、人間の目は非常に被写界深度が深いレンズらしい。だから被写界深度の浅い写真というのが印象深く見えるのである。
従来は「ピンボケ(ピントがボケている)の部分が多い」という事で被写界深度が浅い写真は嫌がられ、欠陥商品みたいな扱いだった。だが、被写界深度を容易に深くできる技法が発明され、初心者でも間単に撮れるカメラも普及するにつれて、今度は逆にピンボケ写真が特定の対象を強調する技法としてとして見直されてきた。被写界深度をわざと浅くして撮影するスタイル、という事である。(これは世界的に評価され、日本語そのままにボケ「bokeh」と呼ばれるらしい。逆に写真全体のピントを合わせる撮影法をパンフォーカスという。映画の撮影でも用いられ、遠近の人物を「平等」に扱える、という事で社会的階級や格差というものに敏感な社会主義者の映画監督が真っ先に飛びついたらしい。映像としての完成度よりイデオロギーが普及の理由だったのだ)
こちらはスク水姿の黒桑先生。本来は地味でもっさりしてて花が無い女です。でも乳はでかいです。男の体育の先生をはじめ、男子の水泳の授業に出られる先生が全員校長先生のお土産の「強力回春!ガラナエキス入りヤツメウナギ超絶倫パイ+マカ」に当たって休んでしまい、急遽女性教諭の中で最も色気の無い黒桑先生が仕方なく代打に立たされたと思いねぇ。でも意外に巨乳でした。着痩せするタイプだったんですな。男子たちの視線が熱いぜぇっ!
でも暑苦しい野郎ども(適当に描いたから余計暑苦しいね)の暑苦しい視線のおかげで、せっかくの巨乳が目立ちませんな。
だから「背景」の不透明度を50%下げて50%空気化してみました。大分涼しくなりましたな。乳も強調されました(笑 要するに、被写界深度を浅くする、というのはこういう事です。本来なら何らかのフィルタ効果で加工して「ボケ」にするのがいいんだけど、めんどいのでこれで勘弁な。
人物を描き込む傾向がある人(大抵はデッサンを重く見る人)が背景を巧く描けないのも、被写界深度と同じ原理が働いているんじゃないだろうか。(何描かせても巧い人でも人物だけを強調して大きく描くとそうなる)
平たく言うと、背景を丁寧に描き込むと手前の人物は目立たなくなる、というのを脳があらかじめ感じ取っていて、背景を描くのを遠慮しようとするのだ。
逆に風景画の巧い人ほど、人物だけを描かせると下手だったりするよね。
人物を重く見る人にとっては「風景」も「背景」でこれはあくまで「背景」、芝居の舞台の書割に過ぎないが、一方風景を描くのが巧い人にとっては「人物」も「風景」の一部に過ぎない、という事か。
適当な頃合を見て刀を鞘に納める。(ボンデージ女教師、人物は「とりあえず」完成)

ボンデ姿の黒桑先生です。思いの他時間がかかりました(色々あったからね)。
「人物」はこんなもんかな、と。こだわり出したら切りが無いので適当に終わらせておきます。
(ひょっとして絵を描き上げるに当たって、これが一番大事な心得かも知れないな。こだわりだしたらいつまで経っても終わらないからね・・・)
背景(及び前景?)その他を描き加えた完成品はいずれHPの方にUPするでありましょう。
(HPの方もただでさえアクセス少ないので^^)
タイツの皺とリードの縄目を加えました。
ラテックスのタイツって意外に皺が多いんですよ。合成ゴムの一種だから布のものよりハッキリした立体感のある皺が出ます。
一番時間がかかった(嫌々描いてた)のが(例によって)リードの縄目です。以前の記事(09年7月13日付)に実物の写真をUPしたけど、これの質感の表現がすごく難しい。
http://hillmama.blog37.fc2.com/blog-entry-16.html
細かい繊維に微妙な陰影と照りがあり、また全体に凹凸が多い。正直、私が今までに出会った物体の中で描きにくさではトップクラスかと。・・・まぁ勉強になるだろうから、とあえて描いたんですが、これってどう描けばもっともっともらしい表現になるんだろう?
もっとえげつない過激な表現(といっても残酷描写は無いけど)の絵はこちらでは紹介できないですなぁ。ずばり「目合ひ」の絵なんかはキャラ単品よりずっとデッサン力を要求される描き甲斐のあるものですが(ラブシーンと格闘シーンが最もデッサン力を要求されます)、さすがにここでは・・・。
ではブログのカテゴリーをなぜ「アダルト」にしなかったか、というと、ただ抜きネタ、晩のオカズ目当てにやって来る人が絶えないからです。
こういう人の中にも絵心のある人もいるにはいますが、大半はそうではない。正直、絵の完成度とかどうでもいい人が大半です。
それがいけないとは言わないが、見当外れな批評・注文をする人が多いんですよ。
別に「自分の絵は芸術だ!」とまでは言いませんが(それはちょっとね)、絵の背後には必ず描いた人間の人格・精神が存在する事を忘れがちな人が実に多い。
確かに自分が性的興奮を得るために絵を描く人も少なくないのですが、そういう動機から絵を描き始める人も決して少なくはないのですが、そういう人の中にはいつまで経っても何年経っても描き始めた頃の場所にとどまっている人もいます。まるで進歩も成長もしません。絵が好きなのでは無く、単にエロ絵が好きなだけの人だからですね。
これはR−18ジャンルに限らず、萌え系の人のかなりの割合がそうではないか、と思います。
こういう志の低い・見識の狭い層と、常に進歩と上達を心がける層とでは、絵の背後にある精神が全く違います。
今現在は大した才能の持ち主ではなくとも、時間はかかっても、後者は確実に進歩します。
(前者の方が一見上達が早くて巧いように見える事もありますが、簡単な絵を簡単に描き上げるのが巧くなるだけ。ただ単に「慣れる」だけです。こういう人はいつまで経っても「大きな絵」は描けません。小才が利くだけのただの職人です。・・・まぁこういう人の方が商売は巧いですけどね)
果たして創作家としてはどちらが本物か。「もの」を作る人間の心意気が理解できる人には言うまでも無い事実ですね。上手下手ではない、それ以前の意識・姿勢・態度、心意気の問題なのです。
正直な話、「萌えない」とか「抜けない」または「服を着ていないだけエロ絵の方が描きやすい」とか寝ぼけた事ほざいてる人にはどうのこうの言われたかねーんですよ私は。(こういう人でしょうね、服の中の骨格がおかしい絵に気づかない人って) 布地で隠れてないだけごまかしが利かないエロ絵の方が実ははるかに難しいのですよ。それに、巧くなる人のほとんどは「キャラ」ではなく「人間」を描くようになります。ただ可愛いだけの中身の無いお人形のようなアイドルではなく、芸達者な大物女優を描くようになるんですよ。どんなに美人でも才能がある女性にはどこか風格が漂います。
中身のある女性は「深み」があり、美女・美少女であっても可愛いだけの女にはならないのですよ。
私が萌え絵師を嫌うのは、彼らが人間ではなく「キャラ」を描こうとしているからです。(だから陰影に乏しく立体感も量感も無い平べったい没個性な絵を量産・・・粗製乱造するのでしょうね)
性欲ばかりが暴走して絵の完成度を全く考えないエロ絵師も、ほぼ同様の理由で嫌いです。そういう絵は一見エロくても本質的・根源的なエロティシズムとは無縁です。幼稚な精神の持ち主の脳の性欲中枢を直接刺激するだけの記号、実験中のサルの頭部に装着された電極と大差ありません。
このような似非創作家の人たちこそが、抜きネタや「素材用」二次創作作品(二次なのに「創作」とはこれ如何に)目当ての人たちにこそふさわしいのです。
わざわざ居住まいを正して絵を観ろ、とまでは言いません。ごくごく気楽に観てください。
ただですね、絵・絵を描く人は2種類存在する、という事は頭の端っこにでも置いといてください。
本気で絵を描いている人間は、抜きネタやニコ動用の素材を無料で提供するだけの「コンテンツ製造機」ではないのですから。(私の絵で抜こうって人はいないでしょうがね^^)
素材の質感の表現と絵柄とのバランス。
人物の方は8割がたくらいは完成・・・かな?
あー、あらかじめ言っておくけど、「光源の場所がわからない」とか初心者の中学生みたいな事を言わないように(笑 単一の光源だと「先のデフォルメ」の件と同じく、やはりつまらない絵になるんだよ。
この絵の場合、大きな光源が左手前、やや小さめの(反射光か何か?)が右手前、後方(お尻の部分)にも光が若干当たっている、というくらいに考えてください。まぁ適当なんだけど(笑
私のキャラ、特にこの先生はリアルでもないアニメタッチでもない中途半端な感じなので、塗りにもバランスみたいなのが中々つかみにくいのですよ。
あんまり塗りこみすぎても重くなるし、かといって軽く塗ると形が浮いて見えてしまう。
髪なんかも塗り直したがいいかな。なんかチョコレートで作ったそうめんみたいだし(笑
ちなみに私、ボンデージファッションが好きなくせに間近で本物を見たことがありません。
だから資料はいくらかあるんだけど、「布地」(?)の素材が写真越しでしかわからない。
プラスチックのような、ゴムのような、皮革のような、ラテックスのような・・・直に触る事ができればなおいいんだけど、こればっかりは着てくれるモデルさんがいないと買いにくい(笑
いずれの素材も質感の出し方がよくわからないので、先生が身に着けているものも素材が何だかわからないです(笑 手枷は皮革のつもりだけど、ロンググローブはゴムなんだかラテックスなんだか。
(テカテカ光らせた方がラテックスっぽいけど量感が出しにくいのですよ、だから天然ゴムっぽいちょっとカサカサした感じに塗りました。色が黒だとテカらせた方がかっこいいかな)タイツもこんな感じに塗ろうかと。
胸の部分(実際は両腕に隠れてこんなに前に突き出ないと思う)も皮革のつもりなんだけど、革製品特有のぼんやりした艶は表現しにくいですなぁ。ラテックスっぽく見えない事も無い。
あ、話はちょっと前にさかのぼるけど、他の人は線画をどうやって描いているんでしょうか?
私はSAIの「筆」で直描きなんだけど、「筆圧」は「サイズ」も「濃度」もチェックを入れてます。
ひょっとして下描きとしての線画は「筆圧」の「濃度」にチェックを入れない「鉛筆」あたりで描いた方がきれいに描けるんだろうか?今のやり方だとなんか線画の修正にやたら時間がかかるような気がするんですよ。「濃度」のチェックが入ってるから、目には見えないのにしっかり「選択範囲」に読み込まれたりして、その部分だけ塗り残しになったりする。「濃度」に変化が無ければこういう事も少なくなるんだろうけど、それだとなんかエロゲみたいなタッチにもなりやすいし・・・。
・・・「線」そのものにも濃淡の変化の妙を求めるってのは分に過ぎた大望でありましょうか?(笑






